おっぱい消失事件 -Momoto-Yuri -       Short



朝、真人と一緒に学食に向かう。途中で謙吾とも合流する。いつもの朝だった。
異変に気づいたのは食堂だった。

―女子が一人も居ない―

真人と謙吾も不思議そうな顔。とりあえず席に座る。恭介と鈴も居ない。
不思議に思っていると、

「あ、クド」
少しフラフラしながら歩いているクドに声を掛ける。
「おはようございますなのです皆さん。…うふふふふ…」
「お、おい大丈夫かクー公、フラフラしてっし…」
「ふふふ…平気ですよ。うふふ…」
「…大丈夫そうには見えんが…風邪か?」
「うふふ…ずっと★俺の★ターンなのです…ふふふ」
「…え?」
「うふふふふふ…」
そのままフラフラと何処かに消えて行くクド。呆然と見つめる僕達。
「…何なんだろう」
「やっぱり風邪か?女が居ないのも…」
「いや、昨日まで皆元気そうだった。女子がこれ程に居ないのなら男子もかかる筈だろう」
見た感じ、良く学食に居る男子は殆ど居る。
「女子だけ…?」

「おはようございます」
西園さんが何処からともなく現れ席に座る。
「おはよう、西園さん。あのさ、今日殆ど女子が居ないんだけど西園さん知らない?」

じー
「…?」
僕を見つめる西園さん。
「あ、あの?」
じーーーっ
ぷいっ
そっぽを向かれた。今度は真人を見つめる。

じーーーっ
「何だよ、俺の表情筋に何か着いてっか?」
ぷいっ

じーーーっ
今度は謙吾。
「…何かあったのか?西園」
ぷいっ

「皆さん、最低です」
「え?」
「いつもとそんなに変わらないから良いだろうというお考えなのですか?」
「? 訳解んねえぞ?」
「それとも気づかないふりで私に恥ずかしい事を言わせようとしているのですか?」
「お、落ち着け西園。何がなんだか―
「気づいてねェならアホ確定。気づいてて攻めてねェならスゲエアホ確定だぜ!」
「西園さん!?」
「どうやら皆さんは私を敵に回したいようですね」
「て、敵?」
「これだから男の人は…。男の人はぁぁっ!」
逃げ去る西園さん。俳優もビックリ。僕らもビックリ。
「い、一体…?」

ズガシャーン!
「うおぉい!?」
鈴がお盆をテーブルに叩き置く。
「鈴!?そんな乱暴に―
鈴のお盆を見て唖然とした。男子でも食べきれない程のご飯が山盛りだった。其をガツガツと食べ始める鈴。
「一体何があったの?鈴」
ごっくん
「これが食わずにいれるかー!」
「だから何があったのさ!」
「わからないのか!」
「解んないよ!」
「お前達最低だ!」
西園さんと同じ事を言った。

「うぇぇ〜〜〜〜〜ん!」
謙吾に後ろから抱きつく、もとい飛びかかる葉留花さん。結果謙吾はテーブルにガコーン!とキスする羽目になった。
「今度はどうしたの!?葉留花さん!?」
…あれ?何だろうこの違和感…
この違和感も一瞬で吹っ飛ぶ事になる。

「おっぱいが無くなっちゃったんですヨーーー!!」
「はあぁぁぁあ!?」

確かにいつも制服を膨らましている葉留花さんのおっぱいは無い。良く見ると鈴の慎ましやかなおっぱいもまっ平らだ。
「女子は皆なの?」
頷く葉留花さん。
「朝起きたらペッタンこで、驚いて皆の部屋を回ったらみーんなペッタンこで…」
「こまりちゃんは挙動不審で…」
「姉御はショックで閉じ籠ってるし、他の皆も…。あ、クド公は、『私の時代』とか『ずっと★私…いや、俺の★ターン!』とか叫んでました。みおちんは行方不明で…」
「さっき俺達の敵だって宣言してきたぞ」
「…酷いことしました?」
「いや、恐らくその…変化に気づかなくて…」

「それは酷いですヨ!」
「やっぱりお前達最低だ!」
「だから何でそうなるのさ!」
「おっぱいは女子の宝物ですヨ!」
「傷つくにきまってるだろうが!」
「男子にとっても宝物じゃないですか!」
「そうだ!おっぱい育てるのは大変なんだぞ!」
「どうやって育ててるのか教えて欲しいよ…鈴は間違ってるだろうから。それよりあんまり大きな声で言わないでよ」
「中の人がおっぱい担当だからしょうがないだろ!」
「ちょっ、それナ○ブラ!」
「因に理樹の中の人もおっぱい担当だ」
「あ!そうだった!」

「「おっぱいイェイ、イェーイ!」」
「ふ、二人が壊れた…」
「理樹まで壊れやがった…」
「ん?何の事?」
「戻った…のか?」

「ということで助けて!理樹君!」
「助けろ!理樹!」
「…助けて欲しい人には聞こえないよ鈴…」
と言ったら潤目&上目使い&甘えんぼボイスで
「助けて…理樹ぃ…」
「うぐっ…」
その道の人で無くても凄まじいダメージ…。

「…うん。解ったよ。皆で何とかしよう!」
「おぉー!理樹君ありがとー!」
葉留花さんのタックルにより今度は僕がテーブルにキス。
「お前達にもやってやろうか?」
「「いえ結構です」」
「つーかそのスキル何処で手に入れた?」
「あれ?恭介は?」
「鼻血を出しすぎて病院行きです」
「……………」


取りあえず味方になり得そうな人を部室に集める事にした。
部室に入ると既に来ヶ谷さんが小さく体育座りをしていた。重症のようだ。
「…来ヶ谷さん大丈夫?」
「…うぅ…」
この人本当に来ヶ谷さん?

モゾモゾモゾ!
今まで気づかなかったけど布団が動き出す。中から顔を出したのは―
「…沙耶さん」
「…ふえ〜〜〜〜〜ん…ぐすっ」
この人も自信あったのか。

「宮沢さん」
「おう、古式も来てくれたか」
「はい、宮沢さんの行く所へなら何処へでも…」
顔を赤くする古式さん。

「―と言うことで」
集まった、真人、謙吾、鈴、葉留花さん、来ヶ谷さん、沙耶さん、古式さんを見渡す。
「そんなとこに居ないで入ってきたら?小毬さん」
「ふえぇぇ!?」
部室の窓からこっそり見ていた小毬さんが驚く。

「―と言う事で」
仕切り直して、改めて女子を見る。
…何と言うか悲惨だった。皆しょんぼりしている。生気などあったものではない。
何とかしなきゃ。
「僕はこの現象をどうにかしたいと思う」
「俺も手伝うぜ。理樹」
「余りにも可哀想だからな。俺も手伝おう。」
男子の力強い発言に女子も安心してくれたようだ。
「良かった〜」
「宮沢さんがそう仰るなら私も手伝います」
「皆で何とかしましょ!」
「…真人少年と謙吾少年が今だけは愛しいよ…」
「照れるぜ来ヶ谷」
「うむ、元気が出てきたようだ」
「そこでなんだけど、誰かこの現象の原因を知ってる人居ない?」
「無論調べてある」
すらりと立ち上がる来ヶ谷さん。復活したようだ。
ふつくしい…。おっぱいが無くたって、この凛々しさは変わらない。
「原因は科学部の(21)コンどもが作った装置だ」
「科学部…」
「科学部にも(21)コンが居たのか…」
「その装置が電波を発信しているらしい。因みに色違いのアイツは出ないらしい」
「いや、当たり前でしょう」
「その装置の場所は解らないか?」
「北校舎4階の教室のどれかだ」
「敵は何人?」
「50人以上居る」
「50人!?」
「そんなに馬鹿きょーすけの仲間がいるのか…」
「50人と更に3トップがいるらしい」
「3トップ?」
「何故か怒っている美魚君、何故か喜んでいるクドリャフカ君、何故か病院を抜け出した恭介氏だ」
…敵の情報は解った。あんまり解りたく無かったけど。
「情報はそんなものか。後は装置を破壊すればいい」

「大変ですわ!」
部室の窓から声。
「そこは入口じゃないよ。笹瀬川さん」
「そんなこと言ってる場合ではありません!変態共が此方に押し寄せていますわ!」
「変態って(21)共か?」
「『あの集団さえ抑えてしまえばこっちの勝ちだ』という指令が出たそうですわ」
「…恭介か…」
「今10人程が向かって来ています。宮沢様早くお逃げに!」
「ってやっぱ謙吾目当てかよ」
「うむ、皆、逃げるぞ」
「うん、そうしよう。ありがとう笹瀬川さん」
「いえ、宮沢様の為なら…」
「ほんねはお前のなけなしのおっぱいを元に戻して欲しいから「うるさい!棗鈴!」
「って古式さん!弓を構えないで!」
「大丈夫です。この距離なら目を瞑ってでも当てられます。部室を傷付ける事はありません」
「あーもーほら皆行くよ!」

部室の窓から脱出すると確かに此方に向かって来ている。見つからないように校舎に入る。

覗き見ると廊下に20人程が居る。全員が何らかの武器を持っているから(21)共に違いない。

作戦は立てた。
ミッションスタート!

古式さんと沙耶さんが廊下にでる。
「居たぞ!」「奴等だ!」「やっちまえ!」

パンパンパンパンパン!
沙耶さんの銃が火を吹く。
しゅっ!しゅっ!しゅっ!
古式さんが矢を放つ。
バタバタと倒れる(21)共。一応殺傷能力は低い物を使っているらしいが…。

あっという間に最初廊下に居た(21)共は倒した。
休む間もなく第二軍が押し寄せて来る。

一陣の風が吹き抜ける。

十数人の第二軍が一瞬で倒れる。
屍の上に立ち、刀を鞘に収める来ヶ谷さん。
「ちょっ、今の何!?読んでる人はおろか僕らも何が何だか解んないよ!?」
「断罪したまでだ」
「言うと思った…」
「女の子を泣かせた罰だ。…いや、まだ軽いか」
「もう止めたげて…」

「うっ…」
片目を抑えうずくまる古式さん。
「古式!?大丈夫か!?」
「…はい…少し無理をしてしまったようです…」
やはり目に負担をかけてしまったのだろう。
「私、古式さんと一緒に居るわ。弾も切れちゃったし」
「うん。お願い沙耶さん」
「古式、良く頑張った。ありがとう」
「宮沢さん…お気をつけて…」
「あぁ、お前達を元に戻す為にも頑張ってくる」
「えっそんな…胸が無い古式も可愛いけど胸があるいつもの古式の方が可愛いなんて…恥ずかしいです宮沢さん…」
「ちょっ、古式さ「はいなんでしょう」
「あの、大じょ「はい大丈夫ですいつもどうりです」
…もう突っ込まないでいよう…。
「皆、行こう。古式さん沙耶さん気をつけて」

「…鈴、もう離してあげたら?」
「もがーー!」
「こいつ離すと何やらかすかわかんないぞ」
「鈴、離してやってくれ」
「うーみゅ、仕方ない。離すか」
「ぶはぁっ!」
「大丈夫か?」
「はぁはぁ…ありがとうございます。宮沢様…」
「気にするな。さぁ早く行こう」
「はいっ!」
「上手いな謙吾…」

「居たぞ!」「追え!」
「…部室に来た奴等か」
「逃げよう!」
急いで階段を駆け上る。
「ふわぁ!速いぃ!」
「運動部連中も居るのか…」
もう少しで3階―

「こうなったら!くらえー!ビー玉まきびしー!」
がらがらがらがら!
勢い良く転がって行く葉留花さんのビー玉。
「うわぁ!」「いてっ!」
ビー玉まきびしの効果は抜群だった。
「ほわぁ!」「ひゃあ!?」
…味方にも効果は抜群だった。小毬さんと笹瀬川さんも犠牲になる。
「あー!ごめん!」「ふえ〜ん…」
「大丈夫か!?えっと…ささっさん!」「だから!私の名前は(略)!」

「…仕方がない。行こう皆」
「…それしかないか」

3階に着くと、
「お姉ちゃん!」
「葉留花!大丈夫だったの!?」
「うん。でも私のせいで…」
しゅん、となる葉留花さん。…あれ?佳奈多さんの様子が…。
「あなた達は装置を止めに行きなさい。4階の教室です。棗先輩のね」
「…やはり恭介がらみか」
「あと、少し葉留花は残って」
多分慰めてくれるんだろう。
「解った。お願いね、佳奈多さん」
僕達は任せて先に進んだ。

「…お姉ちゃん…?」
葉留花は気づく、佳奈多がいつもと違うことに。
怒る雰囲気でも慰めてくれる雰囲気でもない。
「お姉…ひあっ!」
葉留花にいきなり抱きつく。
「ちょっ、ちょっと!?」
「あぁ…可愛いわ、葉留花…」
「!?」
「その小さな胸、落ち込んだ顔…小さい頃みたい」
「ち、小さい頃…」
「あの時からずっと恋していたわ…。さぁ、行きましょう。桃源郷へ…」
「やっ、止めておねっ…んっ…んちゅ…」
桃源郷つーか百合の花園じゃね?まぁいっか。

遂に4階に辿り着く。すると―
「…クド…」
3トップの一角、クドが現れた。

「来ヶ谷さん!」
ビシッ、と来ヶ谷さんを指差す。
「私としょーぶするのですっ!」
ワン!ワン!ストレルカとヴェルカも現れた。

一瞬の風が吹く。
いつの間にかクドの後ろに回り込む来ヶ谷さん。首筋には刃。
「君が勝負と言った瞬間、もう勝負は始まっているのだよ」

くるり、と来ヶ谷さんに向き合うクド。

飛び付いてキス。
「ん!?」
ストレルカとヴェルカの体当たり。来ヶ谷さんも体制を崩し、倒れてしまう。刀が廊下を滑る。
来ヶ谷さんの胸元をはだけさせ、小さくなってしまった胸を揉む。
「んっ!んんっ、んぅ…」
ぷはっ、クドの唇が離れる。
「気持ち良いですか?小さい胸は感度が良いらしいのです。いっぱい気持ち良くなって下さいなのです」
「あっ、止めて…んっ…」
「あれ?もうこんなに固くなってるのです。そんなに気持ち良かったですか?来ヶ谷さんはやらしい娘なのですっ」
「あっ、そ、そんな事っ…」
「良いんですよ、そんなに強がらなくて…。もっといじめたげるのです。今までされてきた何倍も…」
「だ、だめぇ…、はぁ、んっ…」
「ク、クド!来ヶ谷さんを離し―」

「カイリュー はかいこうせん!」
ゴォッ!ズドォッ!
「「ぐわあぁっ!」」
「真人!謙吾!」
「うっ…」「ぐっ…」

「西園さん!」
西園さんは抱えた大きなビーム砲を撫でる。
「凄い威力でしょう?科学部部隊の最新作『カイリュー』は」
「…くそっ」「つっ…」
「あら、まだ元気なのですか?『れいとうビーム』!」
間一髪で避ける二人。壁に当たったビームは壁を凍りつかせた。
「逃がしません。『でんじは』!」
稲妻が走り、真人と謙吾を貫く。
「か、体が…!」「…動かねえ!」
「こんな事も出来るんです。因みに『滅びの炸裂疾風弾』も出来ます」
「いやいやいや!それ違うし!だからわざわざ『カイリュー(怪龍)』なの?」
「とどめです。『はかいこうせん』!」
「『滅びのバーストストリート』使わないの!?」
ゴゥッ!ドカン!
「あ…あぁ…」

「さぁ、次は直枝さんです。此でやっと復讐が…!?」
煙の中、二つの影が立ち上がる。
「そ、そんな!?か、『カイリュー』!はかいこうせん!」
しかし『カイリュー』は反応しない。

一閃
謙吾の竹刀が『カイリュー』を真っ二つにする。
「あれだけの大技だ。反動があるのは当たり前だろう」
「オレ達の耐久力を舐めすぎたな」
「そ…そんな…」
後ずさる西園さん。
「少しお痛が過ぎたな。西園」
「うむ、灸を据えねばなるまい」
「や、やぁ…」
屈曲な男二人に追い詰められる清楚な美少女。危ない図に見えて仕方がない。

「行こう!鈴」
「いいのか?くるがやとみおを助けなくて」
「…装置を早く壊そう」
なんかもうこの現実に頭がクラクラしてきた…。

恭介の教室に辿り着く。
バン!扉を開け僕は中に入る。
「恭介!」
「…遂に来たか」
椅子から立ち上がる恭介。後ろにはあらかさまに怪しい巨大な装置。
「俺を止めに来たのかい?無駄だ。俺はもう…迷わない」
無駄にかっこいい台詞を吐く恭介。
「うん。解ってるよ。それでも僕の…いや、僕達の勝ちだ!」
指をパチン!と鳴らす。すると、

鈴が恭介に歩み寄り抱きついた。
「…り…ん…?」


「おにいちゃんが居ないと…さみしいよぉ…」


「ごばぁっ!」
「きょ、恭介!?」
突然喀血し、倒れる恭介。慌てて駆け寄る。
「恭介!しっかりして!」
「お…俺は…もう…死んでいい…」
恭介は意識を失った。…動揺させるのが目的だったけどどうやら効果は抜群のようだ。気絶しているのに笑顔なのが不気味すぎる。もうやだこんな世界。
装置を見ると ボタンがある。あぁ、やっと悪夢が終わる―

バキィッ!!
「うわぁ!?」
鈴の踵落としが ボタンに叩きつけられた。
「ちょっ、ちょっと鈴!?」
「こうすればもうなおらないだろ」
「確かにそうだけど…」

ぷすっ

バチバチバチバチ!
「うわあ!」
突然火花を散らす装置。直ぐに収まったが―

「お?」
鈴が変な声をだす。
見るとぺったんこの胸が膨らんでいく。
いや、膨らみ過ぎている。鈴の胸は膨らみ、競りだし、ワイシャツを押し広げている。

「どうだ、ないすばでぃだろ」
ようやく収まった胸は来ヶ谷並に大きかった。
「これだけおっぱい大きかったら、ぱふぱふも、もふもふも、ずりずりも何でもできるぞ」
「…ねぇ、聞きたくないけどずりずりって何?」
「しらないのか?よし、あたしが教えてやろう」
鈴は僕を押し倒す。

「…うっ…」
「きょ、恭介!?」
最悪のタイミングで恭介が目覚めた。すぐに僕達に気づく。

「うわあぁぁっ!俺の鈴があぁぁぁぁぁっ!」
そう叫ぶとまた恭介は気を失った。
あれ?なんか頭がクラクラしてきた…。


気づくと僕の胸も大きくなっていた。
「えええええっ!?」
「なんだ、やっぱり理樹も女の子だったのか」
「いやいやいや!そんな訳無いから!」
「安心しろ。あたしは理樹が男の子でも女の子でも…すきだ」
鈴がキスしてきた。あ、世界が遠退いて行く…。

第44回大会『花』に戻る
会期別へ戻る
概要へ戻る

inserted by FC2 system